上野の西郷隆盛像歴史上の人物【明治時代の人物】

歴史上の人物を紹介します。明治時代の人物を簡単に説明します

上野の西郷隆盛像

西郷隆盛がどのような人物か知らない人でも、「上野の西郷さん」を知っている人は多いと思います。


この銅像の作者は高村光雲です。高村光雲は高村光太郎(智恵子抄が有名ですね)のお父さんで、明治時代を代表する彫刻家です。


さて、この上野の西郷さんですが、いったいなぜ犬を連れているのか考えたことはありますか?


上野の西郷隆盛像は、絣の着流しに兵児帯を締めた至極ラフな格好をしているように見受けられます。


ということは、愛犬の散歩をしているところなのかなあと思ってしまいそうですが、実は違うのです。


これは狩りに出かける姿を表しているのです。


それはどこで分かるかというと、銅像の西郷さんは帯の間に脇差しと一緒に束ねたひものようなものをもっているのがわかります。これはウサギを捕るための罠なのだそうです。


ですから、この西郷さんはうさぎ狩りに行くところなわけです。ですから、犬を連れているというとすれば、それは猟犬ですね。


この犬は薩摩犬で、名前はツンといいます。薩摩犬は猟犬として優れているそうです。


はたしてこの日、獲物はあったのか……ということまでは、さすがに分かりませんが、みなさんはどうお思いになりますか?